JBA

JBA

ニュース

RSS 一覧へ

【第5日】東海インターハイ2018の男女ファイナリストが決定!

2018年8月6日

 愛知県を舞台にした「平成30年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(以下、東海インターハイ)」は大会5日目。男女の準決勝がおこなわれ、今年度のインターハイ・ファイナリストが決まった。明日の決勝戦のカードは以下のとおり。

【男子】
中部大学第一(愛知) vs 開志国際(新潟)

【女子】
岐阜女子(岐阜) vs 桜花学園(愛知)

*決勝戦は男女で会場・試合開始時間が異なりますので、観戦予定の方はご注意ください。
男子:一宮市総合体育館 (10:00 試合開始)
女子:パークアリーナ小牧 (14:00 試合開始)



 男子の第1試合、中部大学第一と東海大学付属諏訪(長野)の一戦は、最後の最後までもつれる好ゲームとなった。勝敗を分けたのは“我慢”だろう。
 序盤の探り合いから中部大学第一が抜け出すと、東海大学付属諏訪も鍛え上げられたディフェンスでその流れを食い止め、④北村孝太の積極的なアタックや、⑤張正亮のコンタクトプレーなどで盛り返していく。そんなお互いの譲らない展開が第4ピリオドまで続いたのである。
 中部大学第一を率いる常田健コーチが言う。
「東海大学付属諏訪がゾーンディフェンスを敷いてきて、インサイドを守られて、アウトサイドシュートが入らなくても『我慢しろ』と言い続けていました。最後はディフェンスリバウンドをしっかりと制したことと、3年生が最後までよく声を出して頑張ってくれたことが勝利につながりました」

中部大学第一⑩井戸光邦

中部大学第一⑩井戸光邦

 我慢を強いられるなかで中部大学第一に勢いをもたらしたのはベンチスタートのポイントガード⑩井戸光邦と、同じくパワーフォワードの⑦小澤幸平だった。
「普段は中村拓人(「FIBA U18バスケットボール アジア選手権大会2018」に出場するため、今大会はエントリーから外れている) の陰に隠れていた井戸、台頭してきた2年生フォワードの深田怜音の陰に隠れた小澤。この2人が大事なところで仕事をしてくれました。今日の勝利は彼らのおかげです」
 常田コーチも認めるほどの活躍を、ベンチメンバーの3年生がやってのけたのである。

 井戸が言う。
「この試合では弱気にならず、最後まで強い気持ちで挑戦しようと臨みました。アウトサイドからのシュートだけになった時間帯があったので、それではチームが動かないと思って、ドライブを狙いました。ドライブからの合わせを狙ったのですが、シュートに行くかどうかの判断も、今日は冷静にできたと思います」
 春先、中村がU18男子日本代表の強化合宿で海外遠征をしているとき、井戸はカップ戦などでスタメン起用されていた。同じように今大会も中村は不在なのだが、井戸は「途中から出たほうが流れを持っていきやすい」と、バックアップに回されたことをむしろ歓迎している。果たして、準決勝では途中出場でチームの流れを作りだし、勝利に導く活躍をしたのである。
 地元開催のインターハイで同校初の決勝進出である。井戸は「もう優勝する気持ちしかありません」と意気込む。明日も力強くアタックするシックスマンに注目したい。

 第2試合で開志国際に敗れた明成(宮城)の佐藤久夫コーチは「ここまで上がってこられただけで御の字だ」と大会を振り返る。そして開志国際戦についてはこう言及する。

開志国際の高さに苦しんだ明成

開志国際の高さに苦しんだ明成

「今大会の組み合わせで、開志国際のような留学生を擁したパワフルなチームと対戦したのは初めて。そうしたパワフルさに慣れなければいけないし、逆に言えばこれからはそうしたチームをやっつけることが課題になります」
 ⑩田中裕也こそ昨年度のウインターカップ優勝を主力として経験しているが、その他の選手は上位でおこなわれる厳しいゲームの経験がまだまだ少ない。さらに今年の明成には生きのいい1年生が入ったことで、彼らも主力として起用されている。佐藤コーチは「想像以上に1年生がもろい」と言うが、それも期待の裏返しで、彼らがこうした戦いのなかで何かをつかみ、今後の成長に生かせればよいとさえ考えている。
「選手たちは勝利にこだわっていると思うが、私自身の考えでは、インターハイは成長につながる大会になればいいと思っているんです」
 開志国際の2メートルを超す留学生の高さに苦しみ、それがオフェンスのリズムをも作れないひとつの要因にもなった。高さのあるチームに対してどんなチームディフェンスをするのか。オフェンスでは相手のビッグマンをアウトサイドに引き出したときに、どう連動した攻撃をするのか。準決勝1試合だけでも明成が大きく成長する要素は多く見つけることができる。
 東海インターハイは3位で終わったが、明成はこれで引き下がるようなチームではなさそうだ。

 男子と時間をずらしておこなわれた女子の準決勝は、岐阜女子が大阪桐蔭(大阪)を51点に抑え込むディフェンスで先に決勝進出を決めた。もう1試合は桜花学園が勢いに乗る四日市商業(三重)を下して、決勝進出を決めた。両校による決勝戦は4年連続のカードである。
 夏の頂点に立つのは果たしてどちらか。
 東海インターハイも残すところあと1日。明日、夏の覇者が決まる。

実施要項GUIDANCE

試合日程・結果SCHEDULE

8月2日(木)   男女1回戦

8月3日(金)   男女2回戦

8月4日(土)   男女3回戦

8月5日(日)   男女準々決勝

8月6日(月)   男女準決勝

8月7日(火)   男女決勝